IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術

2011 年 5 月 23 日

ネットイヤーグループのUXデザイナー、坂本貴史さん著。
欲しいなと思っていたらUntitled!!!!!!!!のチャリティバザー抽選であたりまして。少し読んでいたところ刊行記念イベントでワークショップが開催されるとの事で参加しました。

IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術
坂本 貴史
ワークスコーポレーション
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IA(情報アーキテクチャ、情報アーキテクト)っていうと新ためてという感じですが、今までWebサイトを制作する上で存在した工程です。情報設計やサイトストラクチャ、ワイヤーフレームなどがそれにあたるのかな(ざっくり)。

この書籍ではそこにはどのような工程があってどのような事が必要で、どのような思考で行うかといった教科書的な内容です。
各章ごとに演習問題もついているので実際のIAを行うことを前提とされ、頭でっかちにならないようきちっと実作業に落とさせてくれる良い書籍だと思います。

内容は章が進むにつれ深くなるというよりは並列の情報なので一気に読むのはちょっと根気が要りますが、一定期間ごとに1章などと決めて授業みたいに読むと割りとよいかと思います。

IAシンキング刊行記念イベントに参加して

5月22日にデジハリ大阪校で行われたワークショップに参加しました。

内容は書籍の抜粋版でまだ、はじめの方しか読んで無かった僕にはかなりいい感じでした。
もともと脳が論理的であろう僕には大好物で、かなりまじめに(?)受けました。

これをどう現場に取り入れるかですが、自分のやり方をそのような思考、手法で行うのはもちろんなのですが、一番思ったのはきちっとタスク化、可視化する必要があるなと。そうすることでいままで誰かの脳でなんとなく行われていたものも明確になるしプロジェクトにブレがなくなる、チームの意思統一がしやくすなるなどメリットはたくさんです。たしかドキュメント化したりするのは要素的成果物だったかな?が必要だと。

一方でそうすると、それだけやることが増える→工数がかかる→費用が上がるということになります。これをクライアントに理解してもらえるか否か。なので本書籍は受注者側が読むのはもちろんですが、発注者側の方に是非読んでもらいたい。そう思いました。(もうちょっと簡易版でもいいけど)

僕はたくさんお金をぶんどるための手段として使おうというのではなく(いただけるならもちろんいただきますがw)、この行為、タスク自体が理解され、きちっと地位を得ることを強く望みます。正しい作業があり正しく行われ、正しい金額が発生する。こうなれば幸せです。
ただ、正しいを決めるものがないのでなかなか難しい問題でもあります。指針があったり効果測定などができれば分かりやすくて良いんですが、それもまたすぐ答えを求めようとするとだめだなとか。

今後もIAやUX、HCDなどのスキルはデザイナー、ディレクターにはますます求められる能力になってきます。もともと僕のイメージではIAっていうと適切な文字をラベルしたり、要素の優先順位からレイアウトや情報量を決めたりと情報設計なので本来デザイナーの仕事だと思っていたのですが、その僕の思っていたのは“エリア定義”というなどIAの中のいち工程でIA自体はもっと広義なものでした。

どこまでを誰がやるってのは決める必要もないと思うので、こういった知識やスキルというのはみんなが持っていれば一番良いですね。

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